高齢者の運転免許返納が進まない中で肉親は病気でリハビリが必要になり免許失効
高齢者の事故の多さから、自主返納を促す動きが一時的に盛り上がりましたけど、今は全く沈静化してる雰囲気があります。
- 聞く耳持たない
- 年寄りの自覚がない
- 根拠のない自信
- 身勝手な安全・安心理論
- 友達付き合い
など、お年寄り特有のクセがあるため、話し合いでの返納は100%近く無理だということに、若い人たちが気付いたのでしょう。
筆者も経験済みですから、的を射てると思います。
で、結局、免許は失効になるケースは多いのですけどね。
思考停止が免許返納を阻害
お年寄りを悪く言うわけではありませんし、全てのお年寄りがそうだということでもありませんが、傾向としては強いものがあります。
改めて書きますが、
- 聞く耳持たない
- 年寄りの自覚がない
- 根拠のない自信
- 身勝手な安全・安心理論
- 友達付き合い
なとが免許返納を阻害していることは確かです。
特に自分が育てた子から言われるのは、相当にムカつくのでしょうから、義理の息子や娘が進言したところで効果はありません。
事故ということにも関心がなく、リスクということすら頭にない限りは、正論を唱えても無理なので放置して、何かあったら自分で責任を取らせるしかないわけです。
かなり周囲に迷惑かけるでしょうが、何かしでかすまで待つしかありません。
待つ方はたまったもんじゃないですけどね。
病気ケガによる免許失効
結局、筆者のケースでは病気入院が長引き、社会復帰もままならない状況になったので、運転免許は失効ということになりました。
この場合は、誰にも文句は言えないですし、免許返納ではありませんが運転によるリスクからは開放されます。
だがしかし、生活面でのリスクが発生するので、どっちにしろ大変なんです、高齢社会というのは。
お年寄りを大事にしましょうという、きれいごとでは済まない現実が絶対的にあります。
同居と別居では気持ちの面で違いがある
お年寄りと同居か別居かでも返納の問題意識に違いがあると思います。
同居の場合は、誰かが「足」にならざるを得ません。
都合よくバスや電車があればよいですが、まずあり得ない。
地方ではコミュニティバスなども運営していますが、お年寄りは、行きたいと思った時に行きたいわけですから効果は微妙です。
別居の場合は、
何かあってもスグに対応できない(助太刀できない)ことを伝える
ことは肝心です。
返ってくるのは「誰もお前に心配させるようなことはしない」などという自信のこもった返答だと思いますので、それでいいのではないかと。
筆者の場合、別居のお年寄りは病気による入院であり、コロナのご時世ですから面会もできません。
ヘンな言い方ですが、病院に任せておけるので、返納問題は無いに等しいわけです。
ただ、今後は自立しての生活は無理(元来一人暮らし)という見通しが立っているので、施設の検討や残った土地建物、自動車などのことを考えると、やはり面倒な問題は残ります。
終活は大事
それを考えると、終活というのは大事だなと感じます。
特に遠方で一人暮らしの親を持つ人は、早めに終活しておくと、お互いに安心で事がスムーズに運ぶわけですが、ここでも面倒なことが起こります。
終活をしたがらないお年寄りがいるからです。
「さっと天国に行けというのか!!」
このように捉えてしまうお年寄りに対して、終活は諦めた方がいいです。
確かにイヤな感じはするかもしれませんが、後のことを面倒見るのは残った家族ではありますが、そこに配慮がありません。
まとめ
高齢社会は思っている以上に大変です。
長生きリスクって、よく考えられたフレーズですよね。
長生きは悪くないのですが、長生きを最優先して、いろんな問題に目をつぶると言うのは違う気がします。
若い者にその分しわ寄せが圧し掛かるだけ。
国力も落ちていくばかりです。
※一部フィクションです
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