リハビリ情報まとめ

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慢性炎症が新型コロナを重症化させる?心筋梗塞や脳梗塞の原因にも

   

慢性炎症があると新型コロナが重症化しやすいそうです。その慢性炎症を引き起こす原因は、過剰な内臓脂肪にあるのだとか。

慢性炎症が新型コロナを重症化させる

内臓脂肪型の肥満の人は新型コロナウイルスで重症化しやすい。そんなニュースを聞いたことがあるかと思います。

新型コロナウイルスに感染すると、免疫細胞はウイルスと闘おうとします。その際、肺や血管をはじめとしたさまざま体内の部位で炎症が起きます。

内臓脂肪型の肥満タイプは、もともと慢性炎症があります。そのような慢性炎症に加え、コロナウィルスに対する免疫細胞の働きで更に炎症が増え、体のダメージが大きくなることで新型コロナの重症化につながるのだそうです。

慢性炎症とは

では、慢性炎症とは何でしょうか?

炎症には慢性炎症と急性炎症があります。

急性炎症は、けがや打撲をしたときなど、一時的にその部位が腫れるものです。それに対し慢性炎症は、体のなかでじわじわと持続的に起こる炎症のことです。

内臓脂肪型の肥満タイプは、この慢性炎症が体内で常に起こっています。

慢性炎症の原因となる過剰な内臓脂肪

内臓脂肪とは腸の周りにつく脂肪のことです。

内臓脂肪が多いと脂肪細胞が膨らみ、炎症性物質をたくさん放出します。

これが慢性炎症を起こす原因となるのです。

慢性炎症は心筋梗塞や脳梗塞をも引き起こす

また、慢性炎症は動脈硬化を引き起こします。

動脈硬化が起こると血管内にプラークと呼ばれるこぶのようなものができ、そのプラークが大きくなるとそれを覆う幕が薄くなりやがて破れます。

破れた膜を修復しようと傷口のまわりに血液の塊ができ、血管の通り道を細くし血栓ができます。

そうして血管を詰まることで心筋梗塞や脳梗塞を起こします。

慢性炎症を防ぐには内臓脂肪を減らすことが大切

このような様々な病気を引き起こす要因となる慢性炎症を防ぐには、内臓脂肪を減らすことが重要です。

内臓脂肪は運動によって減らせます。脂肪を効率よく燃焼させるには、ウォーキングや軽めのジョギング、エアロバイクなどの有酸素運動がおすすめです。

運動を習慣化させることで、内臓脂肪型の肥満タイプから脱却し、心筋梗塞や脳梗塞対策はもちろん、新型コロナに対しても強い体を作ってください。




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 - 予防医学, 脳梗塞