脈がとぶ不整脈とはどういったもの?その症状や原因、危険性について
脈がとぶ不整脈とはどういったものでしょうか? その症状や原因について、また、脈がとぶことにより体に及ぼす危険性についてお伝えします。
脈がとぶとは?
たまに「脈がとぶ」という言葉を耳にしますが、どういったことを指すのでしょうか。
脈がとぶとは、一定の脈拍に混じって時々不規則な脈がある現れることを指し、「期外収縮」と呼ばれる不整脈の一種だそうです。
不整脈と診断される場合のおよそ9割が、この期外収縮なのだとか。
期外収縮は健康な人にも起ころうそうなので、あまり心配はないようです。
期外収縮の症状と原因
期外収縮の症状としては、脈をとると規則的な脈に交じって不規則な脈を感じる以外に、動悸がしたり、胸に空気がつまっているような症状を訴える人もいるようです。
大抵の期外収縮の原因は、アルコールやカフェインの摂りすぎ、寝不足、疲労、ストレスなどがあげられます。
これらが起因とする期外収縮の場合は、ほとんど問題ないと言えるようです。
しかし、別の要因で期外収縮が起きている場合は、危険性もあります。それは心臓疾患が原因となり期外収縮が起きている場合です。
心筋梗塞や心筋症、心不全、心臓弁膜症などの心臓の病気が原因で期外収縮が起きている場合もあるので、脈がとぶと感じる場合は、一度診察を受けることをおすすめします。
心疾患以外が原因による期外収縮の治し方
心疾患が原因ではない場合、自分で期外収縮を治す方法はあるのでしょうか。
実際のところ、これを直す方法は特にないようです。健康な人でもある程度起こることなので、あまり気にしないことが良いかと思います。
期外収縮が2連発、3連発することもあるようですが、それでさえも気にする必要はないそうです。
期外収縮があることを過剰に不安がっていると、余計にストレスを貯めこむこととなり、そのストレスが更に期外収縮を呼ぶといった、悪循環に陥ってしまいますので、それこそ良くありません。
健康な人でもある程度起こる期外収縮は、もはや病気でもなんでもないわけですから、自ら病気を呼び込むようなネガティブな思考は今すぐ捨て去りましょう。
あとは過剰なアルコールやカフェインの接種を避け、睡眠をしっかりとり、適度に体を動かしたりと、ストレスを貯めない工夫と共に、楽しいことをして健康的に過ごすよう心がけてください。
病は気から。必要以上に思い悩んでは、損をしますよ。
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