脳卒中予防には週4日以上の唐辛子料理で 脳卒中予防10か条も覚えておこう
2020/09/16
イタリアでは週に4日以上唐辛子の入った料理を食べている人は、食べていない人よりも脳卒中リスクが低く半分以下というデータが出たそうです。
また、唐辛子以外にもあるものを多く摂取していることも判明。
そのあるものとは?
脳卒中予防には唐辛子の入った料理を
イタリアで唐辛子をよく食べる人は脳卒中や心臓発作で死亡するリスクが低いという研究結果が発表されました。
この結果はイタリアのとある都市に住む25000人の食生活と健康状態を8年にわたり調べたものです。
その結果によると、唐辛子を週に4回以上食べる人たちは、それより少ない人たちと比べると、脳卒中で亡くなるリスクが半分以下だったとか。
そもそもピーマンやパプリカなどトウガラシ属のものは、健康効果があると中国やアメリカでも研究結果として発表されてきていました。
そう考えると、今回の唐辛子の効果もうなずけるかもしれません。
ということで、脳卒中予防に唐辛子料理を週4日以上食べることにしてみてはいかがでしょう。
唐辛子と一緒によく摂取しているものとは?
ちなみに、唐辛子を摂取している人の多くは、とあるものも多く摂取している傾向にあったそうです。
それは何かというと、ハーブやスパイスです。
イタリア料理の多くにハーブやスパイスは使われていますよね。
唐辛子が入って、ハーブやスパイスも使われた料理を考えると、イタリア料理や中華料理が思い浮かんできます。
わりといろんなバリエーションの料理で行けそうなので、材料からレシピを考えてみるとすぐにいくつも見つかりそうです。
これらに因果関係はあるのか?
さて、唐辛子と脳卒中予防の因果関係ですが、実際のところどうなんでしょうね。
唐辛子は食べると発汗作用が高まるので、けっこうダイエット関連でも取り上げられる食材です。
発汗作用が高いと体内の不要物が排出され、また水分も吸収されやすくなるので、きれいでさらさらな血液ができそうですね。
脳卒中は血液が詰まることで引き起こすので、血液がきれいであるということは、確かに脳卒中の原因を遠ざけることになりそうです。
ちなみに、トウガラシをよく食べる人は、ハーブやスパイスもよく食べており、加えて、野菜もたくさん食べている傾向が見られたとのこと。
となると、唐辛子を使う料理にはどんな食材が他に使われるかを調べていくと、意外とそこに因果関係は見えてくるかもしれませんね。
とうぜん、健康的なライフスタイルも関係あることは言うまでもないでしょう。。
やっぱりバージンオリーブオイルもいいよね!
イタリアの検証結果ということで、思い出した食材がもうひとつありました。
それはバージンオリーブオイルです。
オリーブオイルを絞っただけのバージンオリーブオイルは非常に体に良く、それ自体はいくら摂取しても他の油と違って太らないと聞きます。
なんと言っても、オリーブオイルジュースと言って、健康促進のサプリメントにもなっているくらいですからね。
唐辛子とバージンオリーブオイルの相性もバッチリなのは言うまでもないでしょう。
ぜひとも今日から献立を考えるときに意識してみてください。
脳卒中予防10か条
最後に、日本脳卒中協会が掲げる「脳卒中予防十か条」を記しておきます。これを念頭に、脳卒中にならないよう気を付けて生活してくださいね。
〈脳卒中予防十か条〉
- 手始めに 高血圧から 治しましょう
- 糖尿病 放っておいたら 悔い残る
- 不整脈 見つかり次第 すぐ受診
- 予防には たばこを止める 意志を持て
- アルコール 控えめは薬 過ぎれば毒
- 高すぎる コレステロールも 見逃すな
- お食事の 塩分・脂肪 控えめに
- 体力に 合った運動 続けよう
- 万病の 引き金になる 太りすぎ
- 脳卒中 起きたらすぐに 病院へ
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