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無症候性脳梗塞の原因と予防 40代でも発症後の保険加入は無理?

   

脳卒中未経験者でも、脳ドックなどにより40代でも発見されることのある「隠れ脳梗塞」とも呼ばれる無症候性脳梗塞。目立った症状がないだけに、なかなか発見されず、それが後の脳梗塞や脳卒中につながることも多いとのこと。そんな無症候性脳梗塞の原因と予防法、本当に症状はないのか、発症後の治療法や保険加入について調べてみました。

無症候性脳梗塞とは

無症候性脳梗塞とは、脳内の細い血管が詰まって起こる脳梗塞の一種のことです。英語ではAsymptomatic cerebral infarctionと呼ばれ、「隠れ脳梗塞」を意味します。中でも極小さな脳梗塞は、ラクナ梗塞とも呼ばれています。

通常、動脈硬化が起き血管が詰まった場合には、脳梗塞の症状が現れます。しかし、無症候性脳梗塞の場合、血管の先の細い部分が詰まるため、脳の組織にあまり影響が及ばず症状が現れないことがほとんどです。

なので、症状がないだけに日常生活の中ではなかなか発見されにくく、放置されがちになってしまいます。症状がないから安心なのではなく、その後、脳梗塞や脳出血につながる危険性を含んでいるので、注意が必要です。

症状と治療法について

無症候性脳梗塞は脳梗塞特有の頭痛やめまいといった症状が現れません。無症候性とは症状がないと言う意味ですので、この名がついています。

故に、人間ドックのMRIやCT検査でたまたま見つかるといったケースがほとんどです。

無症候性脳梗塞は脳の組織にそれほど影響がない極細い血管の先が詰まった状態です。画像で見るとどのような状態がイメージが沸きやすいかと思います。

無症候性脳梗塞の画像

ただ、無症候性脳梗塞が複数起きた場合は、認知症的症状が現れるともいわれています。

無症候性脳梗塞が発見された場合の治療法ですが、外科手術や投薬などの治療は特に行われないことがほとんどのようです。

むしろ、今後脳梗塞を起こさないよう生活習慣の改善等の指導がされるようです。また、定期的な検査も併せて行う必要があります。

無症候性脳梗塞の原因と予防方法

無症候性脳梗塞が起こった原因として考えられることは、高血圧、糖尿病、高コレステロール血症などの疾患です。また、飲酒、喫煙、運動不足などの生活習慣からなることも大きな原因として上げられます。

なので、予防方法としても、血圧をしっかり管理することを中心に、糖尿病予防に心がけることです。多量の飲酒や喫煙を避け、適度な運動の習慣と、ストレスをためず睡眠をしっかりとることが予防法となります。

40代でも発症するの?

無症候性脳梗塞は40代くらいでも発症します。というより、脳ドックなどの検査を受ける機会は、おそらく40代に入ってからが大半だと思われますが、そういった検査をきっかけに発見されることが多いようです。

毎年定期検査を受けている場合、検査内容に脳ドックや脳のMRI検査が含まれていないなら、追加で検査を受けることをおすすめします。

少しのオプション料金をケチったために、脳梗塞が進み、大きな後遺症が起こってしまっては、悔やむに悔やみきれません。

社会保険が充実していない企業やフリーランス、自営業などで、毎年検診を受けていないという方は、これを機会に受信する習慣をつけてください。市区町村でも格安に健康保険が受けられるようになっているはずです。詳しくは自治体の保険課に問い合わせてみてください。

発症後の保険加入は無理?

一般的に脳梗塞を起こすと、以降、新規で生命保険等に加入できないといったことが一般的に言われています。

ただ、無症候性脳梗塞の場合は、症状がないほど軽いものでもあるため、検査で偶然発見された場合でも、その後、絶対に保険に加入できないかというと、そうでもないようです。

その保険プランにも加入できるわけではありませんが、中には加入できるものもあるようです。とは言え、選択肢は狭まるうえに、場合によっては高額な保険料となることもあります。できることなら、そうなる前にライフプランをしっかり立てて、30歳くらいから生命保険には加入を検討しておいたほうが良いかと思います。




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