脳梗塞の歩行リハビリ どこまで回復できると退院後の生活が楽になる
2020/01/19
脳梗塞のリハビリはどこまで回復がいいの
脳梗塞でリハビリしてるけど、どこまで回復すると自宅での介護が少しでも楽になるの?本人もひとりで動ける方がいいと思うし。
脳梗塞を発症後は、リハビリでどこまで回復できるのか気になりますよね。
回復できるなら、健康な時の状態にまで戻ってくれたら最高にうれしいです。
でも半身麻痺にまでなってしまったら、もとに戻るなんてとても難しいです。
どこまで回復できるのかも、まったくイメージできないと思います。
リハビリセンターで一生懸命にリハビリを受けてる姿を見てれば、少しでも回復してほしいです。
どれくらい回復できればいいの?
症状や状況で目指すポイントは違いますが、少し考えてみるとこんな感じでしょうか。
1「普通に生活ができる」
2「歩いて買物に行ける」
3「ひとりで外を散歩できる」
4「庭や敷地内をひとりで歩ける」
5「ひとりでお風呂に入れる」
6「ひとりでトイレに行ける」
7「ひとりでベッドから起きられる」
8「ベッドでひとりで寝返りができる」
1「普通に生活ができる」
普通の生活を目指し回復できたら最高です!
普通の生活に戻れるのが幸せです!
2「歩いて買物に行ける」
歩いて買い物ができることは、ほとんど普通の生活ができるのに近いです。
必要な食材が選べ、買うための計算もでき、荷物を運んで帰ってこれますからね。
3「ひとりで外を散歩できる」
ひとりで歩いて、自宅から出ることができ、ゆっくりでも歩いて散歩ができるのはいいですね。
散歩は、季節を感じながら日々を生きている実感ができますから。
4「庭や敷地内をひとりで歩ける」
ひとりで自宅の庭を散歩できると、気分転換にもなりますしリハビリもできるので、本人も家族にもいいですね。
5「ひとりでお風呂に入れる」
ひとりでお風呂に入れるってことは、服を着たり脱いだりでき、洗面所やお風呂場の段差を超えられ、湯船に足を上げて入れるってことになります。
かなり体のコントロールができる状態ですね。
6「ひとりでトイレに行ける」
ひとりでトイレに行けるってことは、ベッドからひとりでトイレに行けることになります。
トイレの前にパンツもひとりで脱げ、便座に座れることになります。
夜中にひとりでトイレに行ってもらえるのは、介護する側からはとても助かります。
7「ひとりでベッドから起きられる」
ひとりでベッドから起きられるってことは、歩いたりするのは難しいが、ベッドの上ならある程度カラダを動かせる状態ですね。
動いたり寝返りができないと、床ずれになってしまったりするので、寝返りができるだけでも介護する側は助かります。
8「ベッドでひとりで寝返りができる」
ひとりで寝返りができない方が、寝返りができるようになっただけで、家族は床ずれの心配から少し開放されますからうれしいです。
入院中は自宅介護の大変さはわからない
リハビリ病院で入院してる時は、自宅で介護するって考えててもまだ漠然としていると思います。
退院日が近づいて来ると、自宅に手すりを付ける工事をしたり、電動の大きな介護ベッドをいれたりするので、本格的に自宅での介護が始まる気持ちになります。
それまでの間にリハビリでどれくらい回復しておいてほしいのか、自分勝手ですが考えておきたいのではないでしょうか。
少しでも回復してほしいですしね。
介護する方がひとりなら、できるだけ動けるようになってもらった方が、介護が楽になりますから。
いろいろな状況によって、本人と家族が目指すポイントは違いますが、家族が笑顔で楽しく生活できるのがいいです。
24時間介護は、本人も家族もすごく大変です。
ストレスも溜まりますし、イライラしてケンカにもなります。
動けない本人が、1番辛いですからね。
脳梗塞を発症して、すぐに3時間以内に血栓を溶かす血栓溶解療法ができたら、後遺症も少ないと言われています。
3時間以内に治療をスタートできた方は幸運ですね。
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