脳梗塞後、毎日の歩行練習が家にいてもできる人とできない人の違い
脳梗塞後、毎日の歩行練習が家にいてもできる人とできない人の違いを考えてみました。
出来れば誰もが毎日リハビリをして、回復を早めたいに決まっていますよね。でもできないことってありますよね。それで悩んでらっしゃる方も多いのではないかと思って、実話に基づいて考えてみました。
脳梗塞になったあとの回復の見込みは？
倒れる前にスポーツマンで体を動かすことが好き、仕事をするのが大好きだった、人と話すのが好き、誰になんと言われても気にならない、というようなタイプの方は回復の見込みが高いです。脳が影響している為、倒れてから性格が変わる人もいます。以前の性格とは逆になることがあります。
そして重要なのが家族や関わる人の理解と協力。いい病院や理学療法士さんに巡り合えるかどうかもポイントですね。
脳梗塞後、毎日の歩行練習が家にいてもできる人とできない人の違いは、外に出て行くタイプかそうでないか、あとは、積極的か遠慮してしまうタイプか、友達と関わるのが好きか、そうでもないか。もちろん症状が重ければなかなか外に出てリハビリをすることが難しいですが、道具を使っても歩ける場合には、とにかく歩いてほしいと願います。
足は脳とつながっていますので、足を使うことで脳が刺激され、神経がつながっていくからです。
脳梗塞の回復過程とはどんな段階を踏むの？
倒れて、入院後、絶対安静期では急性期での入院をします。ここでは動かしていい状態になるまで安静にしているのですが、実は急性期から回復期で病院を替わる前にもリハビリは始まっています。たとえば、ゆっくりベッドから体を動かしたり、食べ物を食べたり、トイレに行ったり。毎日の行動そのものがリハビリです。
そして、回復期の病院でリハビリが始まると思っている方がほとんどですが、急性期の病院で動けるようになってからは、患者さん自身でも動く気持ち、リハビリをしようという気持ちになっていることが大事だと言います。
リハビリは、動かしてもらうという他動的なものもあるのですが、自分で動こうという自動的なものがもっとも大事です。
回復期にはリハビリ中心の病院に移動します。
移動してからは毎日少しの時間ですがリハビリが行われます。
人によってはもっとできる、やりたいという思いで、個人リハビリをする人もいます。
個人リハビリができるのであれば、無理のない限り、けがの無い限りしたほうがよいでしょう。
病院は守られている場所で、食事も出てきますし、温度調整もされているの広い部屋なので、自宅で自分でリハビリをするよりはずっと楽に取り組めるからです。
リハビリは地道な運動です。
身体は病気をしていなくても毎日衰えていくのですから、少しでも動かしたほうが良いのです。
脳梗塞後ろれつが回らないのが治る
脳梗塞後、ろれつが回りません。
でもこれも、毎日適度なストレスをかけて自分を動かしていくうちにスムーズになっていきます。
多少は残ることもありますし、人によっては全く戻らないこともあるでしょう。
でもあきらめないことが大切です。
知り合いと話すのが迷惑かなとか、恥ずかしければ、他人に話しかけて練習してもいいでしょう。
脳内出血からの回復率
脳内出血や脳梗塞で倒れたあと、軽度であれば回復率は高いですが、受験みたいなもので回復率を一概に自分に当てはめないほうがいいかと思います。
何があっても回復する、どうにか回復するという気持ちで日々自分に合う方法を探していきたいと思います。
脳出血のリハビリ、右片麻痺の場合
身体の動かない部分と反対側の脳が出血しています。
右利きの人は言葉を理解してしゃべる機能が左の脳にあるため、左の脳出血が起こると利き手の右手の麻痺だけでなく言語障害（失語）が起こり、言葉がしゃべれなくなることがあります。ろれつが回らなくなるのも脳の損傷に関係します。
片麻痺回復実話
片麻痺になって回復した方は、毎日地道なリハビリを続けています。私の周りの人も、毎日同じ時間に道を歩いてリハビリしています。とくに行く場所を決めてそこで何かをして帰ってくる、というようなリハビリも気分的には良い様です。目標や支えができるのでサボりにくいです。脳梗塞の後遺症は歩き方が最も顕著ですが、見た目は気にせずにどんどん歩いて、の王の回路をつなげていきたいものです。 治る脳梗塞と考えて、作業療法も取り入れていきましょう。脳を赤ちゃんの状態から1から働きかけて、シナプスをつなげていくようなイメージです。少しづつだし、体は衰えているのですから、リハビリをしなければもっと衰えてしまうのです。
これを書いていて、自分も今から軽い運動をしようと思いました。座ってばかりいると危険です。
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