リハビリ情報まとめ

【※広告を含みます】 リハビリの情報だけでなく、入院中や退院後の情報などもまとめています

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脳梗塞で片麻痺に【歩行訓練】麻痺した足が動くように

   

脳梗塞で片麻痺になってしまい、退院まで歩行訓練を続けます。
頑張って、ひとりで歩けるまでに回復される方は多いです。
ひとりで歩けないと、退院後の生活が大変になりますからね。

歩行訓練で歩けるように

片麻痺になってしまったら、動かなくなった部分を動かして、機能回復を目指します。
足に麻痺が出ると、足首と膝に力が入らなくなります。

歩く時は、意外と足首も膝も動かしています。
それが動かなくなると、つま先を引っかけてつまづいたり、膝に力が入らず体重を支えられず膝が折れて転倒します。

歩行訓練によって、足がどう動いているのかよくわかります。

長下肢装具で歩行練習

足に力が入らない場合、なにも使わず歩く練習をすると、膝折れやつまづいて転倒する可能性が高くなります。

麻痺が強いと、ひとりでは歩けません。
まずは動かない足を、歩くように動かすことが大事になります。
長下肢装具で足首と膝を固定し、手すりを持って歩く練習します。

足の失われた機能を回復させるためには、歩いて動かす必要があります。
できれば、長下肢装具の膝継手をフリーにして、膝が曲がるようにして歩行練習したいですね。

膝をフリーにすると、転ぶ可能性が高くなり、頭を打つかも知れません。
そんな時に、膝にブレーキ機能があって操作できればいいですよね。

便利な道具があれば、使っていきたいですね。

長下肢装具の弱点を克服

足を固定して歩行練習する時に使う長下肢装具にも弱点があります。
それは、膝継手を固定して使うことです。

人が歩く時は、足を上げて、膝を曲げて、つま先を前に出して歩きます。
これが自然な歩き方になりますが、長下肢装具を装着して膝を固定すると、腰を上げて振り回すようにしないと足が前に出ません。

自然な歩き方で歩行練習を考えた場合、膝継手は自由に動くことが必要です。
しかし、膝に力が入らない場合、体重を支えられず転倒してしまいます。

膝継手にブレーキ機能があれば、介助者によってブレーキを外したり、またはロックしたりすることができます。
これがあれば、膝を曲げたりが出来るようになり、より正常に近い動作訓練が実施出来ます。

介助者の手元にスイッチがあれば、正常歩行でのリハビリもできるようになります。




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