【高齢者のフレイル対策】フレイルとは?若者には関係ある?病気のこと?実は・・
近況報告と言えば、お互いの健康のことや日常の通院での出来事など、話題が体調のことに偏りがちになりやすい年齢ってありますよね。
大体、40代から50代ぐらいから腰や肩の痛みまたはコリ、もしくは健康診断の数値で盛り上がるのが定番。
定年を過ぎたあたりから、具体的な疾患が話題になります。
ともかく健康に関する心配事や不安を口に出すことで、気持ちを整えている面もあるのかもしれません。
若い人には退屈な話題でしょうから、そりゃ「噛み合わない」のは当然でしょう。
しかし現実に年齢を重ねると、心身が弱ってくる問題と向き合わなければなりません。
フレイルとは
フレイルとは、体力の低下によって外出機会が減ってしまい、病気ではなくても介助が必要となるなど、心身の働きが弱くなってくる状態のことです。
具体的には、
- 何もせず病気でもないのに痩せていく
- 少しの徒歩やランニングで息切れ
- 疲れやすく感じる
- 外出が面倒くさく思う
などです。
個人によっても感じ取る瞬間が違うかもしれません。
外出自粛でフレイル化が加速?
緊急事態宣言などで外出の自粛を余儀なくされた間に、ひょっとすると全年齢に渡って「フレイル化」が加速していると考えてもおかしくはありません。
身体が鈍ってしまったと感じれば、それは立派なフレイル化に向かっていると自覚すべきでしょう。
若いうちは元の体力に戻すことは難しくないですが、高齢者になると話しは変わってきます。
もはや衰えた筋力を筋トレで元に戻すことは難しく、出来ることは衰えのスピードを遅らせることになります。
フレイル対策
フレイル対策には3つの柱があります。
- 栄養
- 社会参加
- 運動
バランスよく食べることで栄養と口腔機能を維持し、趣味やボランティアをきっかけに人と会うことで活動的な日々を過ごすことが推奨されています。
また適度な運動を継続して行うことで筋力の低下を防ぎ、転倒や骨折による寝たきりのリスクを軽減することもフレイル対策に有効です。
最も避けたいのは社会との接触が断たれることです。
孤独な生活は心身ともに衰えを加速してしまうことでしょう。
まとめ
年齢を重ねると、年取ったなあと実感する瞬間が多くなってきます。
運動の習慣、趣味を通したふれあい、3食をしっかりとるといった基本的な生活の維持がフレイル対策と言えそうです。
参考:フレイル予防
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