予防医療としての、地方で元気なフィットネスジムの紹介
2019/11/16
昨日テレビを見ていたら、地方で元気なフィットネスジムを紹介していました。
確か四国にある一店もののフィットネスで、以前理学療法士をされていた方が一念発起して始めたということです。
予防医学の取り組みとして注目をしたい
なぜスポーツジムの経営を始めようと思ったかというと、医療の世界で理学療法士をしていると、リハビリのメニューと患者さんを渡されるのですが、体力的にも筋力的にも時間的にも、どう見てもこのメニューをこなせないだろうという患者さんが回ってくるそうです。
そう言う方を1人1人面倒みるよりも、その前の段階でスポーツジムでそうなる前の予防の方に注力したほうが圧倒的にたくさんの人に笑顔になってもらえるなと気づいたからということでした。
予防医学で地元を活性化する活動
その方はまだ20代で若く、ご自分でもトレーニングをされるのが好きそうなマッチョな方でした。
何しろ地元の方、特に年配の方に楽しく通っていただくことができているようで、実際に通っている方様子も見ました。
女性で70歳、姿勢もよく前向きな雰囲気の方でした。70歳には見えない若々しさです。普段はセールスレディもされているので、比較的基本的な生活はしっかりしていらっしゃるようでしたが、それでも以前は草むしりなどはできず、腰も痛かったのですが、現在は余裕でできますと言われていました。また、娘、孫と3人で休日にジムに通っていて、目標は嵐のコンサートにみんなで行く事!ととっても素敵な笑顔を見せていらっしゃいました。
ビジネスとしての予防医療
近々フランチャイズ店を出すそうで、2号店のオーナーさんとコンセプトや方法について細かくやり取りをされていたり、とても熱心でした。地元愛がすごくて、この地元のみなさんを元気にしたいと話していたのも印象的でした。
マシンの置き場のレイアウトについても気を使っていて、女性が見られたくないようなポーズになるマシンは、前面に壁ができるような配置にしていました。
オープン時には1200万円を融資してもらい、こだわったマシンを導入したそうですが、これだけ地元を愛し人々に愛されていれば、商売としてもニーズがあるので、そんなに高い借金では無さそうでした。
もはやフィットネスは都会にしかないものでは無くなりましたね。
そして、そこで働く人々の考え方によって良くも悪くもなるものだなあとつくづく感心しました。
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