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有料老人ホームと高齢者住宅の違いを簡単にまとめ

      2020/07/01

老後の暮らしなんて、20代30代では、ほとんど考えることは無いと思います。
40代でも、まだピンと来ないのが現実でしょう。

50代になると、自分自身よりも親の暮らし方に変化が起こりやすくなりますね。

なぜならば、単純に健康リスクが高まってくるからです。
親が70代80代ならば、がんや脳卒中の発症によって、急激な体力の低下があり得ます。

 

最悪、残念な結果となって、独居老人となる可能性もあります。
こういう状況になって、初めて親子で今後のことを相談するケースって、ありがちですよね。

もっと早くから、「そうなった時のための話」をすべきではありますが、なかなか出来ないのが実情だと思います。

終の棲家を選べる時代

さて、老後の理想的な暮らしは、人それぞれですが、元気な老夫婦でも、自宅を売って高齢者住宅に引っ越したりしています。

病気で身体の自由が効かなくなった場合、老人ホームにお世話になることも、昔と違ってQOLの観点から選択肢のひとつとなりました。

 

では、有料老人ホームと高齢者住宅の違いとは、どういう点があるのでしょうか。
簡単にまとめてみたいと思います。

有料老人ホームと高齢者住宅の違い

まず気になる費用面からですが、一般的に有料老人ホームは、入居一時金が必要です。
入居一時金は、まとまった金額が必要なため、何も知らない場合は、ちょっと引きます・・。

理由は、有料老人ホームについては「利用する権利を買う」からです。
一方、サービス付き高齢者向け住宅は賃貸契約のため、入居の一時金は敷金や礼金の相場になっています。

 

入居する人も違いがあり、ピンピンしているお年寄りは、サービス付き高齢者向け住宅、介護が必要なお年寄りは有料老人ホームという割り振りです。

有料老人ホームであっても「住宅型」と呼ばれる施設は、自立者や介護レベルの低い入居者が多く、イベントやレクリエーションが多いため人気です。

居室の面積については、サービス付き高齢者向け住宅の方が広いです。

 

そのほか、細々と違いはありますが、百聞は一見にしかずで、どちらにしろ現場で実態を知る事がベストです。

有料老人ホームと高齢者住宅の基本情報

そもそも有料老人ホームと高齢者住宅は、似ているようですが違います。
基本的な情報だけを簡単に説明します。

有料老人ホーム

「介護付」「住宅型」「健康型」があり、食事、家事の補助、介護、健康管理などのサービスが利用できます。

  • 介護付き有料老人ホーム
    要介護状態でも入居が可能で、医療体制も十分な施設です。
  • 住宅型有料老人ホーム
    自立している高齢者向けの施設ですが、突然、介護状態になっても安心な体制が多いです。
    一部、要介護者も対象にしている施設もあります。
  • 健康型有料老人ホーム
    原則として要介護者の入居はできない、自立した高齢者のみを受け入れる施設です。

高齢者住宅(サービス付き高齢者向け住宅)

一般的には、サービス付き高齢者向け住宅、略して「サ高住」と言われる施設です。
「高齢者住まい法」という法律に基づいて運営され、自立者向け施設ですが、中には怪しい物件もあります。

有料老人ホームと高齢者住宅で大事なこと

細かい条件が施設ごとに定められているため、入居を考える場合は、見学はもちろん複数の施設の比較だけでなく、

  • 相談員や支援員との意見交換
  • 理想的な生活ライフプラン
  • 実現可能な費用

についても、時間をかけて明確にしておきましょう。

後悔だけはしないように、させないように。




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