脳卒中予防の食べ物なら納豆半パックで死亡リスク約2割低下
国立がん研究センターが、大豆食品や発酵性大豆食品摂取量とその後の死亡リスクとの関連を調べた結果を専門誌で論文発表しました。
毎日納豆を半パック(26g)ほど食べる人と食べない人では、脳卒中や心筋梗塞などの循環器系疾患での死亡リスクが約2割も違うという主旨です。
もちろん食べてる人の方がリスクは低くなるということなので、食べるしかないでしょう。
納豆は安いし最高ですね。
大粒が食べごたえがあって好きです。
小粒やひきわりは、もう丸飲みと一緒ですよ、噛みにくいですから・・。
ちなみに、豆腐やみそだとリスクは変わらないという結果だったようです(汗)
味噌汁大好きなんだけどなあ。
納豆は昔から健康の秘訣と聞かされた
子どもの頃の納豆は、ただただ「臭くてドロッとした気持ち悪い食品」のイメージだったんですけど、奥さんの影響で食べるようになりまして、今では冷蔵庫に常備しています。
昭和50年代の納豆よりも間違いなく、今の方が味が良い感じですけど、みなさん、どんな感想をお持ちでしょうか。
健康にいいから食べろと言われましたが、子どもの頃は無理でした。
しかも「健康にいい」というだけで、具体的なことは父親も母親も言わないのですから、どこか疑っていた自分がいましたね。
今でも「健康にいい」というワードを即信用する人が多いでしょ。
サプリとかドリンクとか、有名芸能人が言ってたからって、そんな程度で判断するのはダメですよ。
その証拠に、肉に対しては健康にいいとは、誰も言わないでしょ。
「健康にいい」は裏を返せば要注意ワードということですよ。
脳卒中予防に納豆が良いというエビデンス
とうとう出ました。
国立がん研究センターの論文です。
論文は英語なので読めない(汗)ですから、国立がん研究センター公式サイトの「大豆食品、発酵性大豆食品の摂取量と死亡リスクの関連」というページから、大事な部分を引用します。
男女ともに発酵性大豆食品の摂取量が多いほど、死亡全体（総死亡）のリスクの低下がみられました。
個人的にショックだったのは、この一文ですね。
女性では納豆や味噌の摂取量が多いほど死亡リスクが低下していましたが、男性ではその傾向はみられませんでした。
レディーファーストということで・・。
日本の平均寿命は、平成29年（2017年）簡易生命表によると、男性が81.09歳、女性が87.26歳です。
勝手な推測をすると、平均寿命の差は納豆のせいですよ、きっと。
納豆摂取量が多いほど循環器系疾患の死亡リスクが低くなる
循環器系疾患とは、国立循環器病研究センター公式サイトを参照してみると、
- 不整脈
- 虚血性心疾患
- 心臓弁膜症
- 高血圧
- 脳卒中
- 腎不全
などです。
納豆の摂取量が多いほど死亡リスクが低くなっていることが、国立がん研究センター公式サイトに掲載しているハザード比で示されています。
納豆半パック(26g)での研究結果ですからね。
おかめ納豆をチェックしたら、1パック45gでした。
半パックだけ食べるっていう人は珍しいと思いますから、実際には、もっとリスクが低くなっていると思いたいですね。
直接関係ない話ですけど、納豆は少しつゆだく気味が好きです。
やはり納豆は健康にいい?
あまり「健康にいい」というフレーズが好きじゃないのですけど・・・。
使い方によっては、いい加減な表現になるじゃないですか。
しかし今回、納豆については研究成果として、はっきりとリスク低下ということが見えたので、納豆は健康にいいと言えるでしょうね。
更には長寿についても言及していました。
今回の研究では、植物性たんぱく質の主な摂取源でもある大豆製品の中でも、発酵性大豆食品が関わっている可能性が示されました。これらは日本特有の食品でもあり、日本人の長寿の要因の一つかもしれません。
すごいぞ納豆!!
個人的なマイブームは、カレーライスに納豆をぶっこむことです。
ココイチの納豆カレーの真似ですね。
食べた後のニオイが気になるので、ココイチでは自宅に直帰する時以外、納豆カレーはオーダーしません。
＞ ＞ ＞ ニオイシャットアウト「納豆博士」
納豆をカレーにぶっこむことに賛否両論あるそうですが、それも踏まえて、誰かにすすめるということはありません。
ものすごくまろやかになる、カレーの味の邪魔に意外とならない、ということだけ言っておきます。
納豆と脳卒中などの死亡リスクとの関係 まとめ
納豆が明日から店舗で在庫が無くなるというフィーバーは起こらないと思います。
タイムリー的にマスクとかの方が情報欲しいでしょうからね。
(2020年2月:新型コロナ騒動の真っ最中)
日本独自の食べ物である納豆パワーって、すごいんですね。
発明した人がすごい。
発案者は千利休だとか加藤清正だとか偶然の産物だとか、諸説あるようですけど、存在に感謝しましょうネ。
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