リハビリ情報まとめ

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もやもや病は子供に多い?症状は頭痛や失神のほかにどんなものがある?

   

もやもや病の症状には、失神や頭痛などの他、いくつか特徴的な症状があります。また、もやもや病には2つのタイプがあるとか。大人だけでなく、子供も意外と発症率が高いようです。

もやもや病の特徴的な症状

もやもや病とは、正式にはウィリス動脈輪閉塞症といい、難病指定されています。

頭の中がもやもやするからではなく、脳レントゲンを撮った際に、まるで煙に覆われているように毛細血管がもやもやと見えたことから、この名前がついたそうです。

なぜ毛細血管が煙のように見えるかというと、脳の内頸動脈の末端が閉塞したことにより、血流が悪くなった部分を補おうと新たな毛細血管が異常に発達し作られるからです。

特徴的なもやもや病の症状には、頭痛や失神、脱力発作、体の片側まひ、けいれん、失語症、著しい記憶力低下などがあげられます。

また、場合によっては、脳梗塞や脳出血を起こすこともあるそうです。

もやもや病には2つのタイプがある

もやもや病には「虚血型」と「出血型」の2つのタイプがあるそうです。

虚血型は異常な血管網が詰まって血流が不足するもの。出血型は血管網に負担がかかり破れることで発症するものです。

もやもや病の発作が起きるとき

もやもや病の症状は、楽器や熱い食べ物を冷ますときなどのように、フーフーと少し激しめに息を吹くなど、脳内の血流が一時的に下がることが引き金となって発作が起こることが多いそうです。

しかし、この発作は一時的なもので、すぐに治まるため、受診に至らず、結果的に脳出血を起こすに至るケースも少なくないようです。

もやもや病は意外と子供に多い

もやもや病は、意外と子供に多く発症します。
年齢でいうと5~10歳くらいの子供に多いそうです。

大人になると脳内の血管もでき上り安定するため減ってくるそうですが、子供以外だと40歳前後の成人に多いそうです。

また、男性よりも女性の方がおよそ2倍の割合で発症し、特にアジア人に多く発症しているとのことです。

もやもや病の治療について

MRIや脳血管造影検査、脳血流検査などにより、発作が起こる前に健康診断や脳ドックの受診により発見されることもあるそうです。

もやもや病が見つかった場合は、ある程度の期間にわたり様子をみる必要があるため、脳神経外科にて定期的な検査を行います。

子供の場合成長に伴い新しい血管が増えますが、大人の場合はその発達が不十分なため、毛細血管から別の血管へのバイパス手術をする場合もあります。




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