藤倉化成のGS Knee（ジーエスニー）の値段はいくら？資料請求や詳しい情報について
脳卒中患者のリハビリ革命として、昨秋の医療学会でも話題となった藤倉化成 GS Knee（ジーエスニー）。素晴らしいというところは分かったものの、気になるのはお値段です。いったい価格はいくらなのか、資料請求方法やそのほかの詳しい情報についてご紹介します。
藤倉化成のGS Knee（ジーエスニー）の気になる値段は？
2020年の11月に「装具療法革命」と題して、製造元の藤倉化成のWebブースにてGS Kneeについての講義が公開されていました（現在、公開期間終了）。
その講義ではGS Kneeの開発に携わった病院の先生や大学教授、理学療法士の方、それぞれの分野から詳しい解説がなされ、リハビリ業界にて一気に注目を集めました。
そこで興味を持たれた方の多くは、藤倉化成のGS Kneeの値段はいったいいくらなのか、と気になるところかと思います。
このGS Kneeですが、利用にあたり販売という形ではなく、リースという形がとられるようです。
というのも、講義の中にもありましたが、利用するなかでブレーキ材として使用されている部品を定期的に交換・メンテナンスする必要があるからだそうです。
これは逆に考えると、常に状態の良いものが利用できるということでもあります。リハビリにおいて膝の代わりをする部分でもありますから、不具合が起きては大変です。
メンテナンスのお知らせも時期が来ると連絡が来るような仕組みになるそうで、正しく使用されるための仕組みも含め考えられています。これはリハビリされる患者さんにとっても、病院のPTさんにとっても安心できる要素ですね。
GS Kneeはいつから利用できるのか？
GS Kneeがリースでの利用ということは分かったところで、では一体いつから利用できるのかということが、次に気になるところでしょう。
現在、GS Kneeは開発に携わった各先生の関連病院でモニター利用がスタートしています。昨年の12月からモニター利用は開始されており、モニター利用によって挙げられた意見等を取扱説明書などに反映し、実際に利用する病院で困らないよう準備をしている段階です。
実際のリリースは今年の6月ごろを予定しているそうです。つまり、あと半年足らずで、実際の現場でも利用され始め、徐々に全国の病院で利用が始まります。
資料請求など、詳しい情報について知りたい
実際のリースの値段や契約内容については、HPより問い合わせが可能です。
資料請求もできますので、一度コンタクトを取り、個別にご相談されることをお勧めします。
使用については検討中の方でも、興味のある方（病院ではなく利用者等でも）は、お気軽にお問合せしてみてください。具体的な回答が得られるはずです。
GS Kneeの導入はリーズナブル
このGS Kneeは、リハビリ時にPT（理学療法士）と共に利用する目的で開発されており、長下肢装具にGS Kneeを装着して、患者さんが一人でリハビリをするものではありません。
病院側に数台のGS Kneeを用意しておき、リハビリ時に患者さんの長下肢装具に取り付け利用します。
各患者さんの長下肢装具には専用のアダプターを取り付けておき、リハビリの時間になったらGS Kneeを取り付け、PTさんと一緒にリハビリを行います。
このGS Kneeは充電式で、またワンタッチで脱着が可能となっており、みんなで共用することができます。共用できることで、病院側も患者さんもリーズナブルに利用できるのです。
GS Kneeはすべての施設に一気に導入することが難しい
GS Kneeはリハビリ時に患者さんとPTとが一緒になって利用します。また、実際のGS Kneeの操作はPTが行います。そのためPTさんには使用方法をよく理解していただく必要があります。
始めに実機を用いてPTさんに充分な説明を行う必要があるため、製品だけを送りあとは取扱取説書を見てどうぞ使ってくださいというわけにはいきません。
こうした理由から、一気にGS Kneeの使用を進めていくのは難しいのです。
契約等が整ったところから、順次提供させていただく形となります。
昨秋の学会での医療講義の効果もあり、既に多くの問い合わせが来ているようです。
具体的にGS Kneeの導入をお考えの病院・施設の方は、お早めにお問い合わせください。
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