脳血栓予防の食事に青魚を!EPAやDHAがたくさん含まれ血液サラサラに
2020/01/22
普段から青魚を食べていますか?
血栓予防にナットウキナーゼが良いとの情報を、前回の記事でお伝えしましたが、青魚もなかなか負けていませんよ。
青魚に多く含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)は、血液をサラサラにし、悪玉コレステロールを減らしてくれます。
そのため、脳血栓や心筋梗塞、動脈硬化などの予防効果が期待できます。
そう!青魚は、まさに食べる脳血栓予防薬なのです。
青魚とはどんな魚のこと?
青魚と総称で呼ばれることが多いですが、いったいどんな魚のことを指すのでしょうか。
青魚と言う通り、見た目が青っぽく光っている魚のことで、
・イワシ
・サンマ
・サバ
この3種類が3大青魚です。
青魚は比較的値段の安い魚なので、日常的に食べることができるのが嬉しいですね。
生の魚を調理するのが苦手な場合は、味付けされた缶詰がいろいろと販売されていますので、そちらもおすすめです。
ちなみに、DHAは青魚の他にマグロにも多く含まれています。
EPA(エイコサペンタエン酸)とは
エイコサペンタエン酸(EPA)は、体内では作られない必須脂肪酸。
イワシやサバなど青魚の油に多く含まれています。
DHAと同様に中性脂肪を減らし、血小板凝集の抑制効果もあるとされています。
また、血液粘度を低下させる(血液サラサラ)、HDL(善玉)コレステロールの増加作用もあると言われています。
DHA(ドコサヘキサエン酸)とは
ドコサヘキサエン酸(DHA)もEPA同様、体内で作られない必須脂肪酸。
・記憶力アップ
・制がん作用
・血中脂質低下作用(コレステロール、中性脂肪)
・視力低下の抑制
・血圧降下
・抗血栓作用
・抗アレルギー作用
・抗炎症作用
・抗糖尿病作用(血糖値低下)
・うつ病予防
摂取しすぎに注意?
不飽和脂肪酸は健康に良いと言われるものの、たくさん摂ればいいかというとそうではありません。
何事もバランスが大事です。
サプリメントなどで摂取する際の目安としては、DHAとEPA合わせて1日1グラム以上2グラム以下を摂取するのが良いとされています。
副作用について
体に良いとされるEPA&DHAですが、3グラムを超えると血液サラサラ効果が効きすぎ、出血時に血が固まりにくくなります。
サプリメントを摂り、さらに青魚をたくさん食べると摂取量を超え、副作用が現れる危険性が高まりますので注意してください。
不足しがちな人は上手にサプリを利用しましょう!
できるだけ青魚を調理したり、缶詰で食べるようにしたいとろこですが、なかなか日常的に摂れないという方は、サプリメントを活用して補うと良いでしょう。
体内で作ることができない栄養素なため、他から摂取するしかありません。
効果の高い栄養素なだけに、上手に摂り入れて健康をキープしたいですね。
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