リハビリ情報まとめ

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高血圧性脳症の症状|その原因と予防・治療法とは

   

高高血圧性脳症発症の原因とは?

高血圧性脳症は、、急激な血圧上昇によって頭痛、嘔吐、意識障害、全身けいれんなどを起こす疾患で、一般に収縮期血圧180Hg以上、拡張期血圧110mmHg以上の異常な高血圧の状態によって引き起こされます。

慢性的な高血圧の人や腎不全などの腎臓に病気を持つ人、妊娠高血圧症候群などの人に起こりやすい傾向があり、急激な血圧の上昇によって脳の血圧調整機能が著しく低下し、脳内の血管がけいれんを起こして、出血や梗塞、むくみなどが起こります。

◆血圧上昇を引きおこす病気

・慢性的な高血圧
・腎不全
・妊娠高血圧症候群
・褐色細胞腫
・クッシング症候群
・膠原病(SLE:全身性エリテマトーデスなど)
・薬物(シクロスポリンやコカイン、アンフェタミンなど)の使用
・頭部外傷

など

 

高血圧性脳症発症の症状

高血圧性脳症の主な症状は、

・激しい頭痛
・嘔吐
・発熱
・意識障害
・全身けいれん

などです。

また、目の網膜の血の巡りの悪化などによって視覚障害が現れることもあり、眼底出血や脳出血を発症することもあります。

高血圧性脳症をそのまま放置していると、腎不全が悪化したり、脳出血や脳梗塞が悪化して死に至ることもあります。

 

高血圧性脳症の治療法

高血圧性脳は、できるだけ速やかに血圧を下げる必要がありますが、急激に血圧が低下すると腎臓や心臓などに負担がかかってしまいます。

そのため降圧薬や脳圧降下薬を使って慎重に血圧を下げる薬剤を使った治療が行われます。

また、脳浮腫(脳のむくみ)を伴う場合は脳圧降下剤の点滴、けいれん発作を起こした場合には、抗けいれん薬の点滴を行い血圧を測りながら血圧を下げていきます。

 

高血圧性脳症の予防法

高血圧性脳症を予防するには、高血圧を放置しないことと急激な血圧上昇を防ぐことがポイントとなります。

定期診断などで高血圧またはその予備軍と診断された場合は、放置したりせずに定期的に病院で検査を受け、自宅でも血圧測定の習慣をつけ毎日、血圧のチェックをしましょう。

また、悩み事やストレスは血圧に影響するので、ストレス解消のために適度に運動し、塩分を控えた食生活を心がけましょう。

激しい運動や熱いお風呂に急に入ったり、興奮すると血圧が急激に上がったりするので、気持ちにゆとりを持ち興奮しないように心がけましょう。

 




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