リハビリ情報まとめ

【※広告を含みます】 リハビリの情報だけでなく、入院中や退院後の情報などもまとめています

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GS Kneeの研究開発者 吉尾雅春先生の著書『症例で学ぶ脳卒中のリハ戦略』

   

脳卒中の次世代リハビリテーションを担うGS Kneeの研究・開発者である吉尾雅春先生の著書『症例で学ぶ脳卒中のリハ戦略』についてのご紹介です。現場での複数の症例をもとに、脳画像を読み解くことで想定される患者の障害像を把握し、最も効果的なリハビリを構築する最新リハビリの考えを学べます。

「脳のシステム」から考え出された脳卒中リハビリの書

脳卒中患者にありがちな現象に対するリハビリのアプローチ。

これを、患者ごとの脳画像から推測できる障害像を把握し、脳を変えていくことまでも想定してのリハビリ戦略を考える。

いまこういった新たな考えのもとに脳卒中患者に対する新時代のリハビリテーションが始まっています。

その症例をもとに詳しく解説された本が『症例で学ぶ脳卒中のリハ戦略』です。

著者は千里リハビリテーション病院の副院長を務める吉尾雅春先生。

これまでも吉尾雅春先生は、多くの理学療法に関する専門書を書かれていますが、この『症例で学ぶ脳卒中のリハ戦略』は、専門知識の乏しい私たち一般人が読んでも、わりと理解しやすい内容になっています。

今、脳卒中のリハビリにおいて革命が起きつつあります。

それはどのような考えが基になっているかということが、この本から学べるかと思います。

数々の症例から脳卒中のリハ戦略を検証

著者の吉尾雅春先生は大阪の千里リハビリテーション病院にて、現役の医師としてご活躍されています。

これまでにも多くの症例を見てきた中で、専門の解剖学や運動学、神経系理学療法の科学的な視点をもとにしたアプローチを行い、確実な成果へとつなげてこられています。

脳血管疾患においての解析は、脳外科や神経内科の医師とも連携し、脳画像を多角的に読み解いていくことを怠りません。

運動器疾患においても、解剖学的根拠をもとに判断し、患者ごとの状態に合わせたリハビリプログラムを構築。

まさに脳科学と解剖学、理学療法との英知を合わせた、これまで以上の脳卒中患者のリハビリプログラムを考えていくのです。

それは、残された可能性をフルに活かし、再び元の日常生活にできるだけ近い機能を患者が取り戻せるようにとの情熱がなせる業だと思われます。

その結論から生まれたGS Knee

そんな吉尾雅春先生と共に、国際医療福祉大学の山本澄子教授や東京電機大学の三井和幸教授、理学療法士の増田知子先生などが協力し合い、また、藤倉化成株式会社やロボット制御システムを開発するアスラテック社との共同開発により、次世代リハビリテーションのための歩行練習デバイス「GS Knee」が開発されました。

歩行練習デバイス「GS Knee」は、従来のリハビリで使用されている、長下肢装具に装着し、理学療法士と共に再びひざを曲げて歩くことを可能とするためのリハビリ機器として開発されました。

現在、千里リハビリテーションで実際に使用してのリハビリがモニタースタートしており、3月からはその他の一般病院でもモニター使用が開始されます。

今年の6月ころからは、「GS Knee」の使用を希望する病院やリハビリ施設にて、順次一般利用がスタートの予定です。

この次世代型リハビリを可能とする歩行練習デバイス「GS Knee」にご興味を持たれた病院・施設担当者の方は、下記のGS Kneeのオフィシャルサイトより詳細をご覧ください。

GS Kneeのオフィシャルサイト

今後、より持続できる社会を目指して、いまリハビリの常識は変化の時を迎えています。




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