リハビリ情報まとめ

リハビリの情報だけでなく、入院中や退院後の情報などもまとめています

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自宅介護のポイント

      2019/11/01

リハビリ病院を退院して家に帰ると、医師や理学療法士によるプロの介護からご家族が中心の介護生活が始まります。
入院中とは異なる自宅介護のポイントを考えてみましょう。

<退院前にやっておくこと>
①本人の状態を確認する
リハビリテーション病院を退院して自宅に帰る場合でも、日常的な動作がどこまでできるのかは皆それぞれ異なります。
病院ではADL(Activities of Daily Living)と呼ばれる日常生活を送るうえで必要と考えられる様々な動作の評価をもとにリハビリを行っていますが、その評価をもとに退院時に「本人が一人でできる事」「解除してもらえばできる事」「現時点ではできない事」を判断します。

②自宅の環境を整える
杖を使って歩くことができるか車いすが必要かなど、後遺症の現れ方や程度によっても異なりますが、手すりやスロープを設置したりお風呂場やトイレの改修など、自宅の環境を整えることが必要になります。
本人の希望を聞きながら、理学療法士さんのアドバイスを参考に本人が暮らしやすく家族が介護しやすい環境を整えていきましょう。

③退院後の計画を立てる
退院前に、家族の誰が中心になって介護をするか、どのように介護を続けていくかということを家族内で話し合っておくことも大切です。
介護離職という話もよく聞かれるようになってきましたが、仕事を止めてしまうと収入が減ってしまいますし、親や家族の介護での離職の場合、年齢的にも転職がなかなか難しい時期になっていると思います。
また、介護に専念できるのだからと身内の援助も受けにくい状況になりやすいです。
家族としっかり話し合い、介護支援を利用するなど一人に負担がかかりすぎないような体制を作ることが必要です。

<退院後のポイント>
家族は介護のプロではないので、気持ちはあったとしてもすべてを完ぺきにこなすことはできません。
介護者が疲弊してしまっては本人も安心して暮らすことはできません。
そこで、①外部の力を借りる、②家族に協力を求めるということをして主な介護者や同居している家族の負担を減らすことが大切です。
①介護保険サービスを利用するといろいろなサービスを受けることができます。
家族が難しいことでも、専門家が行えば容易く行えることもたくさんあります。また、いろいろなアドバイスを受けることもできるので、積極的に利用していきましょう。
②親の介護の場合でしたら、兄弟など同居していない家族にも協力を求めて介護に参加してもらいましょう。
介護の負担を減らすことで時間と気持ちにゆとりができます。
そうすると家族も本人もリラックスして過ごすことができ、リハビリ効果の向上にもつながっていきます。

住み慣れた我が家は落ち着いて暮らすことができます。自宅介護の一番のメリットは本人がリラックスして暮らせることです。
病気になる前のように笑ったり、ちょっとした口喧嘩をしたりして、これまで通りに暮らしていけるのが理想的です。
本人にも同居の家族にも適切な環境を整えていきましょう。




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