リハビリ情報まとめ

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真夏のゴルフで脳卒中を引き起こさないための予防と対策

   

脳卒中は冬場のお風呂場でヒートショックをきっかけに起こりやすいというイメージですが、真夏でも脳卒中リスクは少なくないです。

それ以前に真夏は熱中症も絡んでくるので、普段から高血圧気味の中高年にとっては、運動すらも要注意の季節です。
毎年のように熱中症で無くなってしまう方がいますが、お年寄りの割合が多いのが特徴です。

お年寄りは加齢によって外気温の感知が鈍り、代謝機能も落ちて汗も出せず体温調整がうまくいかないために、体内に熱がこもって熱中症になってしまうパターンがあるからです。

高血圧気味の中高年は脳卒中リスクに要注意

お年寄りだけでなく、高血圧気味の中高年も夏場の過ごし方は重要です。

特に健康のためにスポーツや運動を定期的にやっている場合は、決して無理はしないことです。

夏場でも脳卒中のリスクが高まるからです。

脳卒中は冷え体質の人は冬場、高血圧気味で熱体質の人は夏場というのが一般的な認識になりつつあります。
熱体質の人は、熱を逃げにくい傾向にあるので、外気温の高さで体内に熱がこもって脳梗塞、脳出血に繋がりやすくなります。

例えば、健康の一環としてゴルフを嗜む中高年は多いと思いますが、

  • 早朝からの行動
  • ビールを飲んでラウンド
  • ホールアウト後にシャワー

というように、果たして健康的なのかどうか難しい行動パターンも見受けられます。
更に健康診断で高血圧気味の判定が出ているならば、このようなゴルフの嗜み方は本当に健康を目的にしているのか疑問です。

ゴルフプレー前のビールはハイリスク

夜遅くまで普段は仕事をして生活習慣も乱れているのに、ゴルフとなると早朝にピシッと起きて自動車で長い距離を運転することは、多少なりとも無理をしなければ実行できないはずです。

きっと自律神経の働きで血圧も健康な人でも上昇していきます。

更にラウンドのスタートが午前中というのも、脳卒中が起きやすい時間帯でもあると指摘する医療関係者もいます。

昨今の真夏のラウンドは、それ自体が熱中症のリスクもはらんでいますから、命がけは言い過ぎでも、それ相応の準備と予防を日頃から知識習得、実践を心掛けても天罰は下らないはずです。

ビールを飲んでプレーすると気持ちがいいとは聞きますが、まず、アルコールは利尿作用があるので脱水は進むものの水分補給にはなりません。
また暑さやプレーによる脱水とダブルパンチなら、どういう状態になるのか想像がつきますよね。

熱中症予防の水分補給に漢方

もし何かを飲みたいというのなら、スポーツドリンクまたは漢方の清暑益気湯(セイショエッキトウ)をミネラルウォーターに溶かしこんでおいたものを飲む方が、熱中症予防のための水分補給として最適です。

体内の電解質が失われると脱水症状が出てきますが、清暑益気湯(セイショエッキトウ)は電解質も補給できます。
ちなみにミネラルウォーターだけでは電解質の補給にはなりません。

だから水を飲んでいても熱中症になることがあるんです。

血圧の高い人が真夏にゴルフというのは、あまりにも健康リスクが高いので考え直した方が良いのかもしれません。

せいぜい熱中症の予防は準備しておき、血圧のコントロールのために食事から見直して、少しでも脳卒中の発症のきっかけぐらいは抑えるようにしたいですね。

ラウンド中に「おかしいな」と思ったら即中断して、一緒に回っている人やキャディに速やか体調不良を訴えましょう。

脳卒中の初期症状

参考までに脳卒中の初期症状は、

  • ろれつが回らない
  • 猛烈な頭痛
  • 目が見えにくい
  • 片側のマヒ
  • 手足のしびれ

などがあります。

熱中症の初期症状

熱中症の症状は、熱中症診療ガイドライン2015を参照すると、

めまい、失神(立ちくらみ)、生あくび、大量の発汗、強い口渇感、筋肉痛、筋肉の硬直(こむら返り)、頭痛、嘔吐、倦怠感、虚脱感、意識障害、痙攣、せん妄、小脳失調、高体温等

と書かれていて、高血圧、認知症、糖尿病などの基礎疾患があると重症化しやすいとも書かれています。

高血圧に熱中症が重なると考えると怖いですね。




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