片麻痺の方の階段昇降の方法はとても大変!リハビリで足の出し方・上げ方を
片麻痺の方が階段の昇り降りをするのはとても大変な作業です!
健康な方のように足が動けば、普通に昇り降りできる階段でも、体の半分に麻痺がある方には大問題になります。
片麻痺の方は、できるだけ階段の利用は避けたほうがいいです。
しかし、家の中には、階段以外にも多くの段差があります。
片麻痺の方の階段昇降方法
片麻痺の方がひとりで階段の昇り降りをする方法は、手摺のある階段を一段ずつ昇り降りするのが安全です。
しかし、自宅の階段で、手摺が両側にあるところは少ないです。
手摺が片側にしか無いと、階段を利用しづらくなります。
杖を持って、自宅の階段を利用するのも危ないですね。
杖を使って階段の昇降方法
公園には大きな階段があります。
リハビリのために公園を散歩される方は多いですね。
公園の階段は大きく、踏面も広かったりします。
手摺を使ったり、杖を使ってゆっくり昇り降りされる方もいます。
踏面が広い階段なら、杖を使って一段ずつ登り降りがしやすくなります。
踏面が広い公園の階段だからと言っても
片麻痺の方が、登り降りする時に気をつけるのが足を出す順番です。
足を出す順番は
登る時は、麻痺のない足から
降りる時は、麻痺がある足から
一段ずつ階段を昇り降りします。
段差を超える時も階段と一緒
自宅や病院には、必ず段差があります。
特に入り口・トイレ・お風呂などに段差があります。
敷居や部屋のちょっとした段差でも、つまづく危険があります。
車の乗り降りも、デイサービスの車だと、ワゴン車が多いです。
ワゴン車の乗り降りは、2段の階段になります。
ちょっとしたダ段差でも、階段と同じ用に1段づつになります。
足を出す順番は
登る時は、麻痺のない足から
降りる時は、麻痺がある足から
一段ずつ階段を昇り降りします。
片麻痺の方は、生活の中にたくさんの躓いて転倒するポイントがいっぱいです。
退院後の生活を少しでも安全にするためには、病院でのリハビリでどこまで回復するかですね。
装具を使ったリハビリも大切ですが、膝を曲げて歩く練習も大切です。
足首と膝に力が入らないと、躓いたり膝折れで転倒する危険性が高くなります。
退院後は、ひとりで歩いてトイレに行ってもらえるだけで、介護するのがとても楽になります。
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