リハビリ情報まとめ

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片麻痺の歩き方は杖や手すりを持って転ばないようにバランスを取る

      2020/02/21

脳血管疾患の後遺症で半身麻痺になってしまうと、カラダの片側が麻痺してしまし、普通に歩けなくなる方が多いです。

片麻痺になってしまった方の歩き方や問題点などについて書いています。

カラダのバランスが取りやすい歩き方を心がける

カラダのバランスが取れる歩き方が大切です。

麻痺の状態によっても違いがあります。
普通に歩ける方もいますが、介助がなければ歩けない方もいます。

麻痺の度合いによって、歩く際に必要な道具を使いましょう。

片麻痺の場合、カラダの片側が麻痺しているため、両足でバランスが取れません。
杖や装具、手すりなどを使い、転倒しないようカラダのバランスが取って歩くことが大事です。

杖を使った歩き方

片麻痺になった方の多くは、杖を使って歩く杖歩行です。
杖は麻痺していない手で持ち、その杖を支えにし、腰を使って動かない脚を前に振り出すような形で歩いている方が多いです。

動く脚と杖で、カラダのバランスを取るため、少しですが体がどちらかに傾きます。

順番としては下記のようになります。
【①杖→②麻痺した足→③動く足】

慣れてくると①と②が同時になります。
バランスが取れている歩き方なので、転倒する可能性も低くなります。

杖と装具を使った歩き方

杖と装具を使った歩き方は、麻痺した足に装具を装着し、杖は麻痺していない手で持ちます。
その杖を支えにして、腰を使って動かない脚を前に振り出すような形で歩きます。

足に装具を付けるのは、足首にまったく力が入らないため、常につま先が下を向いてしまう事によるつまずきを防止するためです。
装具を付けることで、足首が固定されつま先が引っかかって転倒する危険がなくなります。

足首に力が入らなくても、つま先が引っかからない程度に足を高く上げて歩ける場合は、装具を付けない方もいます。

片麻痺の方の歩き方の特徴と問題点

片麻痺の方の歩き方は、カラダのバランスが取りやすい歩き方を心がけることが大事です。

麻痺している足の膝は、力が入らない場合が多いため、歩いている最中に『膝折れ』によって転倒します。
足首も力が入らない方が多く、つま先を段差に引っ掛けて転倒します。

片麻痺の方の歩き方の特徴は、麻痺してる足による転倒を防ぐ歩き方が大事です。
そのために、杖、装具、手すり、介助など、転ばないように上手にバランスを取って歩くことです。

片麻痺の障害が出てすぐに始まるリハビリ。
カラダのバランスや、自分が歩きやすい歩き方ばかりを優先してリハビリをします。

歩き方の見た目なんて考えず、とにかく歩けるようにと、みなさん頑張ってリハビリをされます。

ひとりで歩けるようになった後に出てくる問題点

なんとかひとりで歩けるようになると、次の問題が出てきます。
歩き方の見た目やスムーズに歩くことを目指したり、腰や肩に負荷がかかった歩き方で、腰や肩に痛みが出たりします。

そんな問題が出てくる歩き方が『分回し歩行』と言われる、麻痺した脚を振り子のようにぶん回して前に出す歩き方です。
ぶん回し歩行を改善したいと、リハビリを頑張っている方も大勢いらっしゃいます。

その歩き方の見た目やスムーズに歩くために必要なのが、膝を使った歩行訓練です。
膝折れが危ないと、膝を固定した長下肢装具で膝を固定することが普通ですが、スムーズな歩き方を目指す場合、膝を使った歩き方でリハビリするのが大切です。

そんな分回し歩行の改善について書いているサイトがこちら
ぶん回し歩行の改善

参考にしてみてください。




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