リハビリ情報まとめ

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心身にさまざまな障害を起こす廃用症候群の予防法

      2020/03/15

廃用症候群は、病気やケガなどで長期間寝ていることで、体の機能や精神面などに不都合な障害が起こる状態のことです。

介護が必要なお年寄りや脳卒中などで寝たきりになってしなった人などに多いですが、元気な人でも病気やケガで手術を受けた場合などに廃用症候群が起きることがあります。

 

廃用症候群の症状

廃用症候群になると、筋肉が痩せて筋力が低下し、関節のこわばりなどの運動器障害や血栓・結石、誤嚥性肺炎などの循環器や呼吸の障害、便秘や床擦れなど、全身に症状が出ます

また、うつ病やせん妄など、精神面にも影響が出でて完全に寝たきりの状態になってしまう人もいます。

特に病気などで活動量が減っているお年寄りほどリスクが高く、一度、廃用症候群になると元のように回復するには大変時間がかかりますので、普段から習慣的に運動をして、筋肉や骨を強化しておくことが必要です。

 

廃用症候群の予防には早期のリハビリが有効

病院では理学療法士が、座る、立つ、歩くなど可能な限りリハビリを行ってくれますが、家庭でも廃用症候群が心配な方がいる場合は、頻繁に体を起こしたり、寝ながら腕や足の上下運動を行ったりして、できるだけ体を動かすように促しましょう。

転倒による骨折は廃用症候群の原因となりやすいので、転ばないようにするためには筋肉や骨を強化する必要があります

普段から階段を利用したり、ウォーキングなど、普段から運動する習慣をつけましょう。

一緒に運動をする仲間を作っておくといいですね。

また、栄養面にも気を使いましょう。
筋肉や骨の材料になるタンパク質やカルシウムを積極的に摂り、バランスの良い食事を心がけましょう。




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