リハビリ情報まとめ

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家庭でリハビリを続けていくときに忘れてはいけない大切な4つの考え方

      2020/04/30

脳卒中で一命は取り留めたものの身体の機能が不自由な状態になると、ショック、混乱、怒り、悲しみ、不安、喪失感、無力感、疎外感、孤独感、絶望感などさまざまな心理状態に襲われます。

1番身近な、心を許せる存在の御家族にもいろいろな感情をぶつけてくることでしょう。

お互いに生活をより良いものにしていくために、また、患者さんの心理状態を和らげ意欲を引き出していくための関わり相方をまとめてみました。

1.患者さんの立場で考える

脳卒中の緊急状態から脱してホッとしたのもつかの間、思い通りにならない身体の状態だったり、会話だったりして、患者さん本人もご家族もショックを受けていると思います。
でも、1番ショックを受けているのは患者さん本人です。この先どうなるのだろうかという不安感盛り上がってあるでしょうし、焦燥感も感じていることでしょう。
ご家族の戸惑いや介護に対する不安感などもあるでしょうが可能な限り理解してあげましょう。

 

2.安心安全な場所だと思えるようにする

支援は、優しいながらも安心感を持てるような強さを持っておこなっていきましょう。
家族の皆がついているから大丈夫だよということがしっかりと伝わるように声かけをしていきましょう。
また、設備の整った病院から自宅に戻るとリラックスはするもののこの家で暮らしていけるのだろうかという不安も出てくると思います。
リフォームなどで行動しやすくなっていることを伝えて自分の暮らしていく場所が安心安全な場所であるという事を感じられるようにしましょう。

 

3.よりそう

患者さんの孤独感や焦燥感を埋めることができるのは身近な方だけです。
回復までの道のりは長いものです。一喜一憂しながらリハビリを続けていくことになるでしょう。
ご家族の方の励ましで、回復に向かって進んでいこうと思えるようになるのです。

 

4.能力を引き出す

能力を回復させるための専門的なリハビリは、リハビリ施設の理学療法士さんや作業療法士さんにお願いすることになりますが、ご家族でも能力を引き出すことができます。
家の中でも小さな成功体験を重ねていく工夫をしましょう。
患者さんの能力や可能性を信じていることを伝えてあげましょう。
ご家族の力強い励ましが何よりの支えなのですから。




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 - リハビリ, 脳卒中