リハビリ情報まとめ

リハビリの情報だけでなく、入院中や退院後の情報などもまとめています

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リハビリ経験者を間近で見て知った現実

      2019/07/06


脳卒中による片麻痺の機能回復リハビリではありませんが、私が小学生の頃(昭和50年代)、兄弟が理学療法士の下でリハビリを受ていました。その時に親と付き添った記憶は未だに鮮明に覚えています。

脳卒中のリハビリは、主に下肢の機能回復と日常生活復帰のための歩行訓練に時間が割かれると思いますが、私の家族は左腕が対象でした。なぜ、リハビリが必要だったかと言うと、出産時のトラブルだと聞いています。それ以上の深い話は未だに口を閉ざしてしまっています。リハビリを受けていた本人に当時の事を聞くと、物心付いたときにはリハビリ作業をしていたから、病院で遊んでいるという感覚だったそうです。

リハビリの内容が積み木を指定の場所に動かす等、まさに子どもにとっては「遊びの延長」のような作業が中心でしたから、そんな感覚だったのでしょう。
本人の口から不平不満も聞いた事がありませんでした。

たた付き添っていた私としては「いつになったら終わるのだろう」という疑問は常にありましたね。なぜならば週に1回か2回、かなりの月日を費やしていたからです。今だったら日数制限の関係もあるでしょうけど、当時は小学生でしたから知る由もありません。

リハビリ担当の理学療法士は「また次、やっていきましょう」と言うばかりで、兄弟の左腕は見た目にも機能的にも回復の兆しが見えませんでした。私の方が「もう無理なんじゃない?」なんて不謹慎ながら思っていたのでした。もちろん口には出しませんでしたが。親も先行きが見えない不安は抱えていたようです。

そんな不安も知ってか知らずか、兄弟は左腕のことで「いじめ」「差別」「誹謗中傷」は一切受けなかったことが幸いでした。勝気な兄弟なので、私や両親の知らないところで、倍返しをしていたかも知れませんが(汗)

成人するにつれて兄弟の左腕は、傍から見れば気付きにくいようにはなっていますが、身体障害認定3級(肢体不自由 上肢)を受けて手帳は発行されています。
リハビリも結局、兄弟が幼稚園を卒園するタイミングで止めてしまいました。止めた理由はわかりませんが、回復の見込みがないと親が判断したのでしょう。

脳卒中による片麻痺の場合、リハビリを止めるということは聞いたことはありませんが、制度上、病院でのリハビリが出来なくなるケースが発生することは知っています。俗にいうリハビリの日数制限ですね。

「治療を継続することにより状態の改善が期待できると医学的に判断される場合」以外は、標準算定日数を超えての病院でのリハビリは原則出来ないということで、自費でのリハビリを続けている方も多いそうですね。自費リハビリ施設も決して多くないようなので、遠方まで出向いて短期集中のリハビリを行うなど苦労もあるといいます。

が、遠方に出かけること自体がリハビリであると考えている方もいるようですね。




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